はじめに

弊社日本マレーシア・エル・エヌ・ジー株式会社(JAMALCO)は、2023年に創業40周年を迎え、マレーシアから日本へ初めての液化天然ガス (LNG) を受け入れて以来、マレーシアの国営石油会社 Petroliam Nasional Berhad (PETRONAS) がLNG基幹プロジェクトとして同国サラワク州ビンツルLNG基地で進めるマレーシア・エル・エヌ・ジー(MLNG)プロジェクトの受渡業務に携わって参りました。

1983年2月の袖ヶ浦LNG基地への納入から始まった本プロジェクトは、現在では日本で30ヶ所の受け入れ基地(長期契約及び短期契約顧客を含む)へ拡張するに至りました。我々はMLNG社と役務提供契約を締結し、LNG受渡に欠くことのできないサポート業務を行うため、 売主および傭船者のサービスプロバイダーとして活動して参りました。

年間受渡計画、向う45日間の受渡日程の策定及び連絡、また日々のLNG船の動静通知を行い、船主や 港湾関係会社と協力し、船陸整合性活動を通じて安全な受入基地へのLNG納入のサポートに努めて参りました。

これからも液化天然ガス受渡しという公共的使命を自覚し、日本の顧客、基地様とペトロナス社の間の 架け橋となり、安全且つ円滑に受渡しが出来るよう使命をはたして参ります。引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。